2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

線の探検

瀧口修造の光跡 II 「デッサンする手」(@森岡書店)に行く。 瀧口修造研究家・土渕信彦氏所蔵のドローイング・水彩・デカルコマニーなど、約30点を展示。今日から7月10日まで。 白く静謐な空間で、ゆっくり「文字でもなく、絵でもない線の探検に耽る」(「…

iPadでマルチメディアDAISY図書が読めること

iPhoneアプリ・VOD(Voice of DAISY)。iPad購入日に導入したものの一つである。 これは、DAISY 2.02規格のマルチメディアDAISY図書(音声+フルテキスト)と音声DAISY図書(音声+NCC)をiPhone/iPod touchで再生するためのアプリ。DAISY(Digital Accessib…

Kindle 2.5.3と青空文庫

先日、日本語フォントハックを外してKindleのファームウェアを手動で2.5.2にアップデートしたのだが、しばらくするといつの間にか2.5.3になっていたのだった。2.5.2から、フォルダに整理出来るようになったり(画面上4つがフォルダ、括弧内がファイル数) …

酔っぱらいのKindleケース

北海道土産をもらった。日本最北の酒蔵・国稀酒造の甚平袋。 こうやって使うのだろうが、 残念ながら、酒瓶さげて出かける機会はあまりない。 他の用途を探したところ、 Kindleケースにぴったりだった。 酒と文字に酔い痴れたいKindleユーザーにおすすめ。 …

電子書籍端末と視覚障害者

第28回出版UD研究会「電子書籍端末をさわって見くらべよう」(@専修大学)に行く。電子書籍端末のアクセシビリティがテーマ。イースト株式会社・藤原隆弘氏による電子書籍端末の動向に関する講演のあと、参加者全員で実機をさわる。 iPad、Kindle 2、Kindle…

この先にあるブック・ビジネスのかたち

第1回ARGトーク「この先にあるブック・ビジネスのかたち–持続可能な「知のエコシステム」の構築のために」(@丸善丸の内本店 3F 日経セミナールーム)に行く。上の階は松丸本舗。がんばってiPadでメモを取ってみた。(隣の人も!) が、今さらそんなもの読…

iPadのVoiceOverで本を「聴く」

iPadには、Mac OS X機やiPhone 3GS、iPod TouchなどのApple製品と同様、画面読み上げ機能「VoiceOver」が標準搭載されている。 言語は「音声環境」にある9言語に対応。読み上げ速度は調整できるが、声質(男性・女性など)は選べない。英語・日本語・フランス…

iPadで近代デジタルライブラリーの資料を読む

国立国会図書館が所蔵する明治・大正期の資料を画像で閲覧できる近代デジタルライブラリー。 iPadでもWebブラウザSafariで表示はできるが、ちと読みづらい。できれば通信環境を気にすることなく、さっと取り出して本のようにさくさく読みたい。Mac OS Xの標…

読書端末としてのiPad

職場などでいろんな人にiPadを見せると、「大きい」とか「半分の大きさなら買う」とかいった声が聞かれる。まあ、iPhoneやiPodに馴染んだ人にはそう感じられても仕方なかろう。個人的には、数日使ってみて読書端末としてならちょうどいい大きさに感じた。こ…