Kindle 2.5.3と青空文庫

先日、日本語フォントハックを外してKindleファームウェアを手動で2.5.2にアップデートしたのだが、しばらくするといつの間にか2.5.3になっていたのだった。

2.5.2から、フォルダに整理出来るようになったり(画面上4つがフォルダ、括弧内がファイル数)

同じ本を読んだ人たちのハイライト箇所を知ることができるようになったり(邪魔なら表示をオフにすることもできる)


FacebookTwitterに書き込めるようになったり

パスワードロックがかけられるようになったり

PDFが拡大表示できるようになったり

ラージフォントが2つ追加されたり

と、一気に進化してくれたのだが、ちょいと困ったことが。

青空キンドルでPDF化した青空文庫がうまく表示されなくなってしまった。余白のバランスがページごとに変わってしまうのだ。詩集を開くとはっきりわかる。下は伊東静雄『わがひとに与ふる哀歌』の「有明海の思ひ出」。


actual sizeで表示すると一定にはなるが、右と下のスクロールバーが邪魔だ。

なお、この現象は、文字サイズを大中小から選べるようになる以前の青空キンドルでPDF化したものには起こらない。
うーむ、青空文庫リーダーとしても重宝しているので、残念。