古書の10冊 水戸敬之助『氷河』黎明社、昭和8年 響枕に耳をあてゝ 暗い胸の響を聽く 北斗七星が冴えてゐる 妙な氣持讀みさしの本を そつと胸にのせ 指を組んで死んだ眞似する 雜音私といふ全部から 凡ゆる雜音が消失して 頭がはつきり澄むことがある それは…
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