この先にあるブック・ビジネスのかたち

第1回ARGトーク「この先にあるブック・ビジネスのかたち–持続可能な「知のエコシステム」の構築のために」(@丸善丸の内本店 3F 日経セミナールーム)に行く。上の階は松丸本舗

がんばってiPadでメモを取ってみた。(隣の人も!)
が、今さらそんなもの読み返さなくとも、既にmin2-fly氏のブログに詳細な記録がアップされているのだった。素晴らしい。

個人的には、最後の質疑応答タイムで出てきた議論が興味深かった。高等教育における電子書籍利用の可能性について。
参考文献の相互リンク(中俣氏)とか、先生の本棚をクラウド化して貸し出す(津田氏)とか、けっこう実現可能で効果も大きいのではなかろうか。
すでに初等中等教育レベルでは、昨年12月に総務大臣が「デジタル教科書を全ての小中学校全生徒に配備(2015年)」というビジョンを発表したり、今年4月から文部科学省が「学校教育の情報化に関する懇談会」をはじめたり、また民間レベルでは来月「デジタル教科書教材協議会(DiTT)」が設立されたりと、「この先」に向けた動きが活発化してきている。今、新しいブックビジネスのかたちが切実に求められているのは、教育の分野なのかもしれない。