富山途中下車

朝市を歩いたあと早々に高山を発ち、北陸回りで江州彦根の実家へ向かう。
富山で途中下車。富山県立近代美術館へ行く。

瀧口修造コレクションを中心に常設展をみる。ミュージアムショップにて、瀧口修造のデカルコマニー連作「私の心臓は時を刻む」の図録を入手。1500円だが、江戸の古書店で4000円とか6000円の値が付けられているのを見たことがある。
次の電車までちょっと時間があるので、富山の古書店に行ってみようと思い立つ。
おもむろに取りあげたるはiPad。短時間で行けそうな店を検索。

街でこんな人に出くわしても、温かく見守ってあげて欲しい。
4軒目星を付け、iPad片手にてくてく歩く。極度の方向音痴なので、GPS付きの地図は大助かり。
1軒目、今井古書堂。「〜堂」って名前、いいね。京極堂を彷彿させるじゃあないか。わくわくするなぁ!

…まさかの臨時休業。

気を取り直して2軒目、越中書林。お、なんだか格式高そう。一見さんでも大丈夫かなぁ。

杞憂であった...

まぁ、そんなこともあるわさ、と3軒目、清明堂へ。

新刊書店だった…

最後の望みをかけた4軒目、友信堂は...
見事な閉じっぷり。

教訓:盆時期に古書店巡りをしてはいけない。
夜、彦根の実家着。