Kindle読書入門
読書生活にKindle導入。6インチ画面のほうである。アップルがタブレット端末を近々発表するという噂もあって、そちらも気になるのだけれど、とにかく日本語対応版の発売まで待てない。
ペーパーバックとほぼ同じサイズで、
かなり薄い。
岩波文庫との比較。
しかし手に持ってみると、見た目ほど軽くないなと感じる。量ってみると約290gである。上のペーパーバックは450pで約420g、岩波文庫は430pで約220g。
スリープ画面がシブい。24種類あって(たぶん)、スリープにする度に切りかわる。
さて、これで何を読むか。なるべくタダで読みたい。
英語の本であれば、Kindle Storeで最初の数十ページをサンプルとしてタダでダウンロードできる。パブリックドメインの本なら、Internet Archiveなどの電子図書館からデータをmobi形式などで落としてくればいい。
また、日本語未対応とはいうものの、青空文庫の本ならPDF化すればいくらでもタダで読むことができる。青空キンドルでコンバート→Kindleに放り込むだけ。さっそく50タイトルほど入れてみたのだけれど、困ったことがひとつ。Kindleではフォルダ分けができないため、ファイルが増えれば増えるほど探しにくくなる。タイトル・著者名での並べ替えや、検索はできるのだけれど、それでも不便。
バックライトを使わない電子インクディスプレイは確かに目にやさしい。が、紙に比べてちと暗いのが気になる。
さらに気になるのが、ページ送りの際の白黒反転(一瞬だけど)。切りかわりもややモッタリ。このへんは将来ぜひ改善してほしい。
試しに、渡辺温「アンドロギュノスの裔」を青空文庫版で通して読んでみた。うん、慣れれば結構いけるかも。未来型読書生活のはじまりである。