読む人のアウラ
昼過ぎから「林哲夫 読む人スケッチ展」を見に、深川資料館通り商店街のカフェ&ギャラリー「深川いっぷく」へ行く。おでこを怪我したピーマン星人氏が目印。
日常風景から、おっちゃん・にいちゃん・ねえちゃんたち(おばちゃんいたかな?)が、何かを読んでいる姿だけを切り取ったスケッチの展示会。その伏せた目、読み物を支える手には、どこか仏像を髣髴させる聖性が漂っている、気がしないでもない。ラフなタッチが見る人の妄想を掻き立てる。ポストカードを購入。
ところで、ここの商店街はなかなかホスピタリティーにあふれている。
帰りに清澄庭園をひと巡りする。
見る見るうちに日が落ちてゆく。するとライトアップが始まり、これを目当てにどこからともなく人がわらわら集まってくる。個人的に、こういう人工的な演出は好かない。
同じライトなら、こっちのほうが見ごたえあると思う。(@地下鉄清澄白河駅A3出入口階段)
- 作者: 林哲夫
- 出版社/メーカー: みずのわ出版
- 発売日: 2006/10
- メディア: 新書
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